8月4日、シンガーソングライターの河井英里さんが亡くなりました。
ARIAのファンにはおなじみの、アテナさんの歌や主題歌の作詞などを手がけた方で、ストレンジドーンの主題歌や、カレイドスターのサラさんの歌の部分とか、僕にとっても、なじみの深い人です。
特にARIAに関しては、御本人も気に入ってらしたようで、アフレコやダビングに顔を出す事も度々ありましたし、音響スタッフや声優さんとの接点も多い方でした。
(僕もダビングの時に、初めて顔を合わせました。)
アテナさんの曲、(バルカローレ)は口バクのシンクロや、カットのシンクロの為、何十回聞いたか解らないほどですし、スピラーレも何十回も聞いて、自分用スポッティングを出しています。
しかし、実際生で歌を聴いたのは、ARIAの打ち上げのラストでサービスで歌ってくれたバルカローレだけで、これが最初で最後になってしまいました。
あの時は、あまりの迫力に圧倒されて、口をあんぐりあけながら聞き惚れていました。
『本物』というのは、こういう人の事をいうのでしょう。
今思えば、ARIAのコンサートに寝坊して行けなかった事が、大変悔やまれます。
先日、通夜に行ってきましたが、なじみの曲ばかりかかっていてなかなか平静ではいられませんでした。
河井さんのような、『本物』の実力を持った方と仕事が出来て、本当に幸せだったと感じています。
今まで、素晴らしい歌と曲を私たちに提供して下さって、本当にありがとうございました。